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2025.06.17 知育コラム
こどもの知育・教育を始める前に知っておきたい3つの落とし穴
〜焦らず、慌てず、子どもの“今”を大切に〜
「子どもの可能性を広げたい」「将来の力になる知育をしてあげたい」――そう思って知育教育を始めようとする親御さんは多いはず。けれど、最初の一歩を踏み出す前に、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
知育教育は素晴らしい効果がある一方で、やり方や考え方を間違えてしまうと、子どもにとって逆効果になることも。今回は、知育を始める前に知っておきたい「3つの落とし穴」をご紹介します。
落とし穴1:早く始めれば効果が高いと思い込む
知育に“早すぎるスタート”はありませんが、子どもが興味を示さない段階で無理に始めてしまうと、「楽しい」が感じられず逆に苦手意識がつくことも。年齢ではなく、“その子の発達段階”に合わせることが大切です。
✅ 親が焦るより、まずは子どもの反応をよく観察してみましょう。
落とし穴2:「正解」にこだわりすぎる
知育遊びや知育玩具には正しい使い方もありますが、子どもにとって大切なのは“自由に発想すること”。「それは違うよ」「こっちが正しいよ」と親が修正してしまうと、子どもの創造力や主体性が育ちにくくなります。
✅ 「間違ってもOK!」という雰囲気が、子どもの非認知能力(思考力・自信・柔軟性など)を育てます。
落とし穴3:与えるだけで満足してしまう
知育玩具や教材を“買って与える”だけでは、知育は成立しません。大切なのは、親子で一緒に楽しむこと。遊びながら「どんな形?」「なんでこうなるんだろう?」と声をかけることで、学びの芽が育ちます。
✅ おうち知育の基本は「関わること」。一緒に試して、一緒に発見する姿勢が何よりの知育です。
まとめ:知育とは「伸ばす」ことよりも、「育つ環境」を整えること
知育と聞くと、「子どもの能力を早くから伸ばしてあげなきゃ」と思ってしまいがちです。しかし、本当に大切なのは、“今”その子がどんなことに興味を持ち、どんな遊びを楽しんでいるのかを丁寧に観察すること。
知育は、親が一方的に何かを教え込んだり、将来の学力アップのために詰め込んだりすることではありません。むしろ、子どもが「どうしてこうなるんだろう?」と考えたり、「やってみたい!」とワクワクしたりする、その瞬間こそが、知育の本質です。
たとえば同じブロックでも、「この色とこの色は似てるね」「崩れたね、どうしたらうまく立つかな?」といった親の何気ない関わり方によって、子どもは思考力・集中力・創造力を育んでいきます。
「賢くなる」ことをゴールにするのではなく、親子で一緒に“考える時間”“発見する楽しさ”を共有すること。それが知育の一番の目的です。
大切なのは、完璧な知育計画ではなく、子どもがのびのびと自分のペースで育つための、あたたかく安心できる環境。
焦らず、比べず、親子で一緒に成長を楽しみながら、「その子らしさ」を大切にした知育をはじめてみましょう。