お知らせ INFORMATION
2025.07.23 知育コラム
お手伝いは最高の知育!家庭で育つ自己肯定感と責任感
日常に当たり前に行っている家事。
そんなご両親の姿を見て、こどもが「お手伝いする!」と積極的に言ってくれる経験はありませんか?
「自分で済ませた方が早いけど、お手伝いさせるべきなのかな?」
とお悩みの方は、ぜひこの記事を読んで
日常のお手伝いさせることのメリットを知ってみてください!
実は、幼児期のお手伝いには
想像以上の知育効果があるんです。
しかも特別な道具や教材は不要。
おうちにあるもの・日常の中でできることばかり!
この記事では、
- 幼児のお手伝いがなぜ知育につながるのか
- 自己肯定感・責任感との関係
- 年齢別のおすすめお手伝い例
をご紹介します。
「やってみたい!」は成長のサイン
子どもが「やりたい」と言ってきたとき、
大人にとっては“手間”に感じることも。
でも、
「できた!」という体験は、自己肯定感の芽になります。
お手伝いは、
✅ 役割をもつ経験
✅ 認められる体験
✅ 感謝される喜び
がギュッと詰まった、まさに知育の宝庫。
お手伝いで育つ“非認知能力”
最近注目される非認知能力(自制心、やる気、共感力など)は、
お手伝いを通して自然に育ちます。
例えば…
-
洗濯物をたたむ → 丁寧にやりきる力
-
食卓を拭く → 気配りや責任感
-
配膳 → 順序立てて行動する力
「遊び」だけでは得にくい経験が、
お手伝いの中にはたくさんあるんです。
幼児期からOK!簡単なお手伝い例
年齢に応じたお手伝いの“きっかけ”をご紹介します。
意識的にお願いしてみてください!
🧒 1〜2歳ごろ
-
物をカゴに入れる
-
ティッシュを1枚取り出す
-
おもちゃのお片づけ
👉簡単な動作で、片付けや頼まれごとを達成する体験を積み重ねましょう。
「ありがとう」「助かったよ」と声をかけることで、達成感に。
👧 3〜4歳ごろ
-
テーブルを拭く
-
洗濯物をたたむ(タオルなど)
-
お箸やスプーンを並べる
👉 はじめは一緒に。「見守り」が大事なポイントです。
実際にパパママがしていることを体験することで、こども自身も成長に気が付けます。
👦 5〜6歳ごろ
-
野菜をちぎる(レタスやキャベツ)
-
お米をとぐ(軽くサポートを)
-
自分の洗濯物をたたむ・しまう
👉 できたあとは「任せて安心だったよ」の一言を。
”役割を任せてもらえている”という感覚が、自己肯定感を育みます。
お手伝いは「できた体験」を積む場
お手伝いは、大人にとって“してもらう”ことかもしれません。
でも、子どもにとっては”「できた!」「役に立った!」”が成長のために必要な宝物。
その体験こそが、
自己肯定感、責任感、粘り強さへとつながっていきます。
おうち知育としてのお手伝い
知育=おもちゃや教材だけ、ではありません。
家庭での経験こそが、生きた知育になるのです。
-
感謝される体験
-
自分で考えて行動する経験
-
役に立てる喜び
どれも、
知識以上に大切な「人としての力」を育ててくれます。
最後に|“教える”より“任せてみる”
子どもは「やってみたい」が育ちのチャンス。
時間がかかっても、
ちょっと失敗しても、
「自分でできた」という実感は何よりの栄養です。
親子で笑いながら取り組めるお手伝い。
今日からぜひ、小さな一歩を始めてみてくださいね。
📌【あわせて読みたい】
👉 非認知能力ってなに?知育との関係を知る
👉 0〜3歳の「できた!」を育む知育おもちゃ一覧